◆鋳鉄製スキレット(フライパン)サイズ:全長36.5cm×直径21.5cm×高さ8cm(床からハンドル)重量:1.3kg※IH200V使用可シンプルで無駄のない美しいデザインが印象的。先端のせせり上がりがオムレツを美味しく焼くための形状となっています。サイズ違い24cmはこちら世界に誇るメイドインジャパン 400年の匠の技 南部鉄器のオムレツ用スキレット 溶かした鉄を、型に流し込んで造る、南部鉄器。 400年の伝統技法は、いま新たに注目されています。 シンプルで無駄のない美しいデザインが印象的。先端のせせり上がりがオムレツを美味しく焼くための形状。ニッポンの匠の技を毎日の生活に取り入れる。南部鉄器独特の技法「漆焼付け」繊細な鋳肌と、重厚な味わいのある着色が特徴の南部鉄器は、みちのくの小京都と呼ばれる岩手・盛岡の歴史と自然が長い時間をかけて作り上げた伝統工芸です。その歴史は古く、約400年前より、文化に造詣の深い代々の南部藩主に保護育成され、今日まで受け継がれてきました。 盛岡には古くから砂鉄、岩鉄などの良質な鉄資源や、川砂、粘土、漆、木炭などの原料がすべて地元で産出され、鋳物産業にはもってこいの立地条件にあり、そのころから鉄器が製造されてきました。【南部鉄器とは】盛岡市を中心とした地域で生産される「鋳造(ちゅうぞう)の鉄器」。鋳造とは、いわゆる「イモノ」と呼ばれ、砂と粘土で鋳型(いがた)を作り、これに溶かした鉄を流し込んで物を作る方法を言います。この鋳型に2種類あり、鋳型を焼き固めて作る焼型法(茶の湯釜・鉄瓶)と鋳型を焼かずに作る生型法(鍋・風鈴・急須)がある。南部鉄器といえば、鉄瓶が有名ですが、最近はこの日本の伝統技法が見直されて、ダッチオーブンや各種キッチンツールも生産されています。ご紹介のこちらのスキレット(フライパン) → 「オムレット」は、日本人の繊細さが感じられる、伝統技法をいかした素晴らしいフライパンです。※ オムレツ用のスキレットで「オムレット」。個人的にはオムスキのほうがしっくりくるのだが・・・。【南部鉄器 「オムレット」のメリット】■ オムレツを作りやすい形状 先端部分がせりあがっているので、オムレツの仕上げの段階でハンドルを持ち上げて斜めにして、きれいに成型しやすい。 ■ 鋳鉄による優れた蓄熱性と、均等な焼き上がり鋳鉄の特製として、「熱しづらく冷めづらい」→ 蓄熱性が高いことが、美味しさのヒミツ。鍋に限らず、鉄は一度熱くなるとアルミなどに比べていつまでも冷めないというのは皆さん経験的にもご存知の通りです。中心部と端の部分との焼きムラがおきづらい、じわじわと均等な焼き上がりが可能。オムレツ専用にしてしまうにはあまりに惜しい。あらゆる料理にお使い下さい。 ■ 鋳造モノにしては、とても軽い。鉄板ではなく、鋳造でここまで薄い仕上がりは400年以上の伝統技法ならでは。もちろんアルミのフライパンよりは重いですが、ひとまわり大きいLODGEスキレット9インチ(直径23cm)が2kg、このオムレット(21.5cm)で1.3kg。「鋳鉄の良さはわかるけど、重さがダメ。」という女性の方も多いので、そんな方に「鋳鉄入門編」としてもオススメできます。(ダッチオーブンやスキレットなどの鋳鉄鍋は、その蓄熱性が最大の美味しさのポイントですので、とにかく薄ければいいというものではありません、念のため。) ■ 漆(うるし)焼付けにより、錆びない。漆を塗って焼付けしてあるため、あの独特のつや消しの深い黒になります。よって錆びづらく、鉄臭さは感じられません。日本人が400年以上培ってきた知恵と伝統です。(長年使用しますと剥げますが、変わりに油がしみこんでシーズニングされます。)■ 繊細な美しいデザイン無駄のない流麗なシルエットは、伝統工芸というよりはモダンなキッチンツールの雰囲気が漂います。最先端のキッチンにも映える洗練された意匠が際立っています。 ■ 経年変化を味方につけて、味わいが増す。テフロン加工のアルミのフライパンは、どうしても寿命があります。使えば使うほどこびりつくようになり、外装も汚くなってきます。使用頻度にもよりますが、寿命はせいぜい2〜3年でしょうか。それとは対極の「鋳鉄製スキレット」は、使えば使うほど艶やかな黒に変化し、表面はつるつるになってきて、こびりつきがどんどんなくなります。落として割らない限り、一生の伴侶となります。(否、子孫の代々が受け継ぐことができる。)環境にも優しい点も、鋳鉄が見直されている理由のひとつになっています。仕上げの処理美しさは、メイドインジャパンならでは。丸みのあるハンドルはグリップ感も良くしっかりホールド可能。 【これで 「とろとろオムライス」を作ろう。】1. 塩、牛乳を足して、空気をたっぷり含ませるようにしてかき混ぜた卵(2個分)を、油を敷いて煙が出るまで熱してから流し込む。すばやくかき混ぜる。2. 余熱が足りないとくっつきますのでしっかり熱してから。箸でもへらでもまだ半焼け状態の卵を先端部分に寄せて、ハンドルを上げて傾けると成型しやすい。3. 表面はしっかり固まってても、中がふんわりのオムレツの完成。火を止めても蓄熱が高く火が入ってしまうため、スグに取り出して下さい。4. さらに盛り付けたチキンライスの上に、このオムレツを載せ、包丁で切れ目を入れます。 切れ目をそっと左右に開けば・・・ デミグラスソースをたっぷりかけてどうぞ。表面はしっかり焼けて中がトロトロ。薄いアルミのフライパンですと、トロトロではなく半生で液だれ。この垂れそうで垂れない加減が、鋳鉄ならでは。 コレだけのスキレット、オムレツだけではもったいない。我が家のメインフライパンとしてあらゆる料理でお試し下さい。 |